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声優を目指している人必見!元ナレーターが教える声優系専門学校の内情

声優系専門学校は声優を目指す近道にならない!

 

結論から言うと声優を目指すのに、専門学校を経由する必要は無い!

それが僕の考えです。

 

ちょっと断定すると物議を醸し出しそうですが、、

 

ちなみに僕は声優系の専門学校を2年、卒業後はナレーターとして5年程活動していました。(今は辞めていますが、、。)

 

なので、正確に言うと声優系の養成所や事務所には行ってません!

ただ、在学中にオーディションや養成所の説明会には参加しており、内情も理解しています。

 

それを踏まえて、声優を目指すなら直接養成所のオーディションを受けに行った方がいいと考えています!

(モチロン、受けさせてもらえる場所と貰えない場所がありますが、、。)

 

 

声優系の専門学校で習う事。

養成所の仕組み。

養成所に合格して東京へ旅立った同期の話も交えて、声優を目指す人へのアドバイスを書いていきます。

 

 

夢は追わなきゃ絶対損!!

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まずね、言っておきたい事があります!!

特に進路に悩む高校生に向けて!

(読者に高校生はいないと思いますが一応、、)

 

 

声優になりたい!って話すと、

『絶対に無理』とか『辞めた方がいい』とか

『馬鹿な事言ってないで大学行きなさい』

とか言われるんですよ。

 

僕から言わせて貰うとね、アホかと!

お前に何が分かるのか?

っと言ってやりたい!

人の夢をなんだと思っているのか!

そこで諦めて幸せになれなかったら責任取ってくれるのかと!

 

 

1度の人生、夢や好きな事を目指した方が後悔しないぜ?

そして人生の責任は全部自分で取る!!

これが最高の生き方だと思わないか?

 

 

今の時代変化がものすごく激しいんだよ

親世代よりも学歴の価値が下がっている

親は20年以上前の常識で生きているの

 

 

中途半端な大学に行くと学歴がコンプレックスになったりもする。

僕からすれば大学に行ったってだけで凄いと思えるのに。

 

わざわざ勉強してコンプレックス作りに行く位なら、夢を目指した方が断然充実するでしょ?

 

別に途中で諦めたって良いんだよ。

やってみて諦めたなら後悔は少ないんだよ。

やらずに後悔するよりずっとね。

 

 

だから本当に目指したいものがあるなら、目指してみなよ!

諦めるのは目指した後でも遅くはないからさ。

 

声優系専門学校で習う事。

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僕の通っていた専門学校を例にすると、

 

  • 基礎の発声
  • 舞台演技
  • ダンス
  • アフレコ(アニメ・実写吹き替え)
  • ナレーション・MC
  • 座学
  • 場合によっては音響、証明

 

基本的には以上です。

週に16コマ程度。

週5回の内、半日が2日、フルが3日でした。

 

イメージだと、基礎の発声とアフレコばっかりやってるイメージですが、、。

 

アフレコって週に2コマしか無いし、

基礎の発声も1年生の時に週2コマだけ。

 

イメージと全然違うよ!!

 

歌とダンスとアフレコとナレーションが週に同じコマ数ってどうなのよ!

って思ったり思わなかったり、、、。

 

イメージと違ってアフレコはあまりしないのです!

 

基本は演技ばっかりですねー。

お客さんを外部から呼んで行う舞台が前期後期に1回ずつありました。

 

 

僕の場合、学祭でも個別のグループで小さな規模の演劇発表をしていたので、

1日の授業が終わった後も演技の練習をしていました。

 

特に期末の舞台発表は劇場を借りて行うものもあるので、かなり規模が大きくなります。

 

 

舞台発表の1ヶ月くらい前からは

朝9時に学校に着き、夜9時に学校を出る事も多くなりました。

 

 

夏休みや冬休みは小中高と同じ位の期間。

ただし、舞台稽古で休みの半分以上は学校に行っていました。

 

声優の専門学生は意外に忙しいのです!

 

バイトと両立出来なければ卒業後やっていけない!!という学校の理念があるので、ほとんど全員がバイトをしていました。

 

まとめると、

  • アフレコは少ない!
  • やる事は多い!
  • 何気に忙しい!

 

きっと多くの人が思っている、ゆるい感じではありません!

ダンスとか、筋トレとかもあるので、体力面も結構キツめです!

 

僕は、ダンスの稽古後に熱中症と酸欠で倒れた事があります!

流石に目の前が完全に真っ白になった時は焦りましたねー、、。

 

今ではいい思い出話になってますけど!

 

声優系専門学校に通う人の傾向

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集まってくる学生ですが、8割以上オタクです!

高校時代、僕も結構オタクだったんですけど、話について行けない位の人達が集まってきます!

 

見た目は極端に分かれてました、、。

 

モロオタク系と、何故ここにいるのか的なオシャレ系と、、。

 

可愛い女の子は意外に多かったですねー。

イケメンは少なめ、、。

というか男子が少なめでした。

 

イケメンだろうが美少女だろうが中身は大体オタクなので、気兼ねなく話せますし、話も弾みました。

 

やたらと個性の強い人が多いので、極めて異質な文化がありました。

 

私服がゴスロリとか普通にいましたし、、。

軍人みたいなヤツもいましたし、、。

(めちゃくちゃいいヤツでしたけど!)

 

ちなみに、入学して早々に言われる事が、見た目を気をつけろ!!です。

 

女子はメイクを勉強しなさいと。

男子は清潔感を出しなさいと。

 

声優系の専門学校あるあるとして、男子のチェックの服率が異常に高い事。

チェックの服か、ホストみたいな黒白か

大体どちらかですねー、、。

 

僕はこの影響で、卒業してからチェック系の服は一切着れなくなりましたとさ!

 

授業風景

 

個別発表は、ほぼ毎日のようにありました。

一応授業は20人程度の藩で別れていました。

 

なので個別発表と言っても、20人位の前で1人で発表する程度。

合同の場合は50人以上の前で発表する事になりますが、、。

 

 

まぁ、ほぼ毎日なので人前で発表するのは慣れますよね、、。

最初は緊張して喋れなかった人も段々と喋れるようになって行きました。

 

それと、結構体育会系なので、講師にヒドイ事も沢山言われます!

 

『話にならない』は可愛い方で、

『ゴミ』とか『ゴミ以下』とか普通に言われますからね、、。

 

授業中に泣いちゃう子もいましたが、

『泣くと声に影響が出るから絶対に泣くな!』なんて追い討ちもかけられます。

 

まぁ、無理矢理メンタルは鍛えられますよ、、。

 

もちろん、優しい言い方の講師もいますけどね!!

 

声優系専門学校の講師陣

 

プロが多いです。

 

ダンスだったら、その界隈で有名なダンサーだったり。

 

ナレーションだったら、何年もナレーションだけで食っていけている現役のナレーターだったり。

 

演技だったら、何本も舞台を手がけているプロの演出家だったり。

 

 

基本的には非常勤講師みたいな形で外部から召集していました。

さすがに現役の声優はいませんでしたが、、。

時々、特別ゲストとして有名声優の公演はありました。

 

例えば、現在のドラ○もんの人とか

代替わりする前のジャイ○ンの人とか

ちび○子ちゃんのお母さん役の人とか

 

講師が現役のプロなので、授業内容は必然的に実践向きの内容になります。

 

ダンスは特に大変でしたね、、。

やった事無いのに、『振り付けは1回の授業で目で見て覚えろ』とか!

毎回細かい振り付けが変わったり、、。

 

なかなか1つ1つの授業内容は濃いめでした。

 

オーディション

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僕の通っていた専門学校では、2年時の前期にオーディションが多く組まれていました。

 

プロダクションや養成所の担当の人が学校まで来て下さり、学校内でオーディションを受けることが出来ました。

(まれにプロダクションの社長が直々に来訪する事も、、。)

 

 

平均で1週間に1社。

合計で10社以上、オーディションを受けることが可能でした。

 

もちろん受けない事も出来ますが、

講師陣のプレッシャーが凄いので半分以上は受けざるを得ない状況です。

 

合格率ですが、プロダクションや養成所によって本当にバラバラです。

あらかじめ、3人しかとらないと公表されている場合もあります。

 

良い人材がいれば、いくらでも取るよって場所の方が格段に多いかな?という印象。

 

『基礎はある程度身についている』という前提があるので、合格までのハードルは少し下がります。

 

この部分が専門学校に行くメリットですねー。

後、東京まで行かなくても数多くのオーディションが受けられるのは大きなメリットです。

 

オーディション内容

 

プロダクション、養成所によって個性が出る部分です。

しかし共通しているのが、

1分半〜3分程度の自己PR

時間はその場所によって少し違いますが、自己PR自体は絶対あります。

 

自己PR

 

『自己紹介』ではなく、『自己PR』

この違いが大きくて、厄介です。

 

  • 自分が学校で何を身につけてきたか
  • 何が出来るのか
  • どんな声優を目指しているのか

 

以上のような事を簡潔に、時間内にまとめ、伝えなければいけません。

 

しかも、『見れば分かる、聞けば分かる程度の事は自己PRにならない!』

なんて言われるので、話す内容に四苦八苦します。

 

オーディション対策で1番時間をかけるのが、『自己PR』なのです。

 

自己PRが終わった後、実技があります。

 

実技内容

 

  • 朗読
  • 演技
  • ナレーション

 

大体が以上の内のどれか1つ。

 

厳密には違いますが、朗読とナレーションは一緒だと思ってもらって構いません。

 

朗読・ナレーション

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1分〜3分程度の内容の原稿を、

その場もしくは、オーディションの少し前に渡され、しっかり読めるか試されます。

 

ただ『正しく読めるか』よりも、

  • どんな感情をつけて読むのか
  • 現在の技術面
  • 声質

そういった部分を中心に聞かれています。

 

演技ですが、

  • お題を出されてその場で演じる
  • 2人1組で何か演じる

以上の2パターンを経験しました。

 

学校で受けるオーディションは基本複数人が一緒に受けます。

その中でペアになって演技をするという

ものもありました。

 

 

歌は、オーディション内容に歌があると事前に聞かされていました。

好きな歌をアカペラで歌うという地獄のような試験、、、。

 

歌に力を入れている養成所では、歌のテストがあります。

(数は少なかったですが、、。)

(僕の時は1社だけだった。)

 

見た目の良さは合格率を上げる

 

 

残酷な事ですが、考えてみれば当たり前なのです。

今の時代、声優が歌って踊る事も多い。

顔出しも多いので、容姿が良い人は合格率が高いです。

 

男性もその傾向はありますが、女性の方がより顕著です。

 

専門学校内での上手い下手は、プロから見ればどんぐりの背比べです。

(余程ズバ抜けていない限りは、、。)

 

しかも、後から鍛えられる部分です。

 

そうすると、必然的に容姿の優先度は上がってきます。

(そう簡単に変えられるものでもありませんし、、。)

 

なのでオーディション直前の期間は、

下手すると演技や発声の練習をするより、より魅力的に見えるようなメイクの練習をした方がいいくらいです。

 

講師陣からも普通に言われますからね。

見た目もかなり重要だって事を、、。

 

 

合格にもランクがある

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『オーディション合格!!』

と言っても、合格には様々なランクがあります。

 

  • プロダクション所属
  • プロダクション研修生
  • 養成所合格
  • 養成所(〇〇支部)合格

等々。

 

結構複雑なんです、、。

ランク的には

 

プロダクション(事務所)

              ⬆︎

           養成所

              ⬆︎

     養成所(○○支部)

 

下から上に行く程、仕事に繋がります。

稀に養成所の人にも仕事が来たりしますが、、

期待はしない方がいいでしょう。

 

プロダクションへ合格

 

プロダクション所属=プロ

所属タレントとして公開され、ボイスサンプルや宣材写真も作ります。

 

専門学校から、直接プロダクション所属になる事はほぼ無いです。

 

ある意味即戦力扱いですから、よっぽどの見込み、才能、実力が無いと合格しません。

 

野球で言えば、

『数球団競合即戦力ドラ1ルーキー』

みたいなレベルです。

 

養成所から這い上がって行くのが一般的です。

 

プロダクション(研修生)

 

このレベルの合格を貰える人はかなり優秀です。

所属タレントとしては1歩足りないが、見込みあり!

 

プロダクションの研修生であれば、

ちょい役やガヤで呼ばれる事もあるでしょう。

 

基本的に養成所であればレッスン料を取られますが、場所によっては免除があったりするのもこのレベル。

 

仕事が身近に感じるのでヤル気も出るでしょう!!

 

 

養成所合格

 

養成所とは、各プロダクションの下部組織。

野球で言えば、育成選手、もしくは独立リーグくらいのレベルです。

 

オーディションで合格する人のほぼ全ては養成所の合格です。

 

専門学校卒業後、養成所に通いプロを目指す。

養成所内にもランクがあり、数ヶ月に1回オーディションがあります。

 

落ちると退所になる所も多いので、結構シビアです

 

専門学校時代と違い、1週間に1回か2回程度のレッスンの所が多いです。

モチベーションが続かず辞めてしまう人も非常に多い、、。

 

特に東京は誘惑が多いので、モチベーションを維持するのは非常に難しい。

 

同期の話を聞いていると、2年間以内に辞める、もしくは退所させられる人が殆どです。

 

非常に狭き門なのです、、。

 

養成所内のオーディションに受かって行くと、

やがてプロダクション所属の為のオーディションを受けられたり、場合によってはそのまま所属になったり。

 

ふるい落とされず残った者だけが晴れてプロになれるのです。

 

 

養成所(〇〇支部)合格

 

基本的に東京がメインですが、地方にも支部を出している養成所もあります。

 

そこで1〜2年レッスンを受けます。

 

ある程度のレベルに達していると判断された人が、東京の方の養成所に所属となります。

そして、そこでレッスンやオーディションを受ける事が出来ます。

 

正直に言いますが、専門学校から地方の養成所に行く意味は皆無です!!

専門学校のアドバンテージを捨てるようなもの。

 

プロダクション所属への道が遠すぎます。

最早、何の為に専門学校に通ったのか分からないレベル。

 

専門学校に通わず、直接養成所に入りたい人にもオススメ出来ないレベルです。

 

高校や大学に通いながら声優を目指す人が、かろうじで意味があるレベルです。

 

在学中からレッスンに通い、卒業後すぐ東京の本部の養成所に入る。

この手順を踏みたいならアリです。

 

そうじゃない人は合格しても蹴った方がいいですよ!

 

 

ちなみに僕の場合(ナレーター)

 

僕の場合ですが、

2年生になってからは、声優ではなく、

地元でナレーターになりたいと思っていました。

 

養成所のオーディションは受けましたが、合格した所を全部蹴りました。

そして、地元のナレーター事務所に直接電話をかけ、レッスンの体験に行きました。

 

オーディションは無く、レッスンの体験を重ね、社長に認められれば所属。

結果、3〜4回程度レッスンに参加し、無事所属になりました。

 

所属が決まったのが卒業式の後だったので結構ヒヤヒヤでした、、、。

(多くの人は年明け前に進路が決まっている)

 

その後、5年ほどナレーターとして活動しました。

 

入所金免除に惑わされるな!

 

養成所には入所金=入学金の割引や免除といった特典がある所が多いです。

ある意味で特待生みたいなもの。

 

僕の時は入所金3万〜5万程度の所が多かったです。

ただ、入所金免除に惹かれて養成所を選ぶのはNGです。

 

 

知名度の低い養成所が、人を集める為に入学金を免除にするパターンもあります。

 

元々そこに行きたかったなら別です。

 

しかし、3万〜5万そこそこの為に弱小の養成所に入ってしまうと、

声優になる夢が閉ざされてしまいます。

 

大手の養成所が全てとは言いませんが、実績がある所は相応の理由があるのです。

 

大手だとライバルは非常に多くなるかもしれません。

 

ただ、誰でもいいからとにかく人数が欲しいって時に呼ばれる可能性も出てきます。

 

全く知られていないのと、挨拶だけはした事がある程度の違いでも大きな差になります。

きっかけは多い方がいいですからね!

 

オーディション合格率の闇

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声優系専門学校の広告でよくある合格実績。

大抵、前年度実績が書いてあり

『オーディション合格率〇〇%!』

ってなっています。

 

これが大きな罠!!

ただ、嘘は言ってないんです。

説明すると、

 

養成所の運営費は、養成所に通う生徒のレッスン料で賄われています。

ここまで来ればお分かりですよね?

 

生徒が来ないと運営出来ないんです!!

 

養成所に所属している人は、プロの卵であり、お客さんでもあるんです。

 

少数精鋭で、本当に見込みのある人しか取らない!という養成所もあります。

しかし運営費を確保する為に、とりあえず人数を集める養成所も多いのです。

 

なので、

『見込みがなくてもとりあえず合格を出す。』

そんな養成所があるお陰で、合格率が跳ね上がるのです!!

 

高い合格率に騙されないようにしましょう!!

合格率より、『どこに何人』合格したかの方が重要です。

 

有名所でも、毎年決まった人数は絶対取るという場所もあるので、数年で比較した方がいいですよ!

 

専門学校に通いたいならね!

 

就職する人も僅かにいる

 

人数自体はかなり少ないですが、普通に一般企業に就職する人もいます。

10%以下ですかねー。

 

一応就職支援の部屋があり、予約を取れば就職相談が出来るようになっていました。

2年生になってオーディションの結果が出てくると迷いが生まれてきます。

 

地元に残って就職を希望する人も出てくるので、その人達に対応出来るような環境がありました。

 

オーディションに合格したからって、絶対行かなければならない!なんて事はありません。

進路を途中で変更してもいいんです!

 

それが人生ですから!

 

声優系専門学校が近道にならない理由

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声優系の専門学校に通っても、ほぼ全ての人が養成所からのスタートです。

確かに、専門学校に通う事で養成所の合格率は上がります。

 

ただ、2年間を費やして、また養成所で2年間くらいレッスン受けるのって遠回りじゃないかって思うんですよ。

 

それなら、東京に出て行って直接養成所のオーディション受けに行った方がいいんじゃない?って。

 

合格率はもちろん低いです。

ただ、それすら乗り越えられないような人が声優になれますか?

 

学校で習う技術は大した事ありません。

ナレーターになった時、すごく実感しました。

 

基礎は教えて貰えるかもしれません。

でも結局は自主的にどれだけ練習、トレーニングするかが大切なんです。

 

与えて貰ったものだけでは、全く勝負になりません。

自分で何が足りないか、もっといい練習方法はないか、研究し続けるんです。

 

僕がそれに気がついたのは専門学校卒業後でしたが、、。

 

もし上京するお金が無いなら、

1年間必死にバイトして下さい。

 

そうすれば、上京資金くらい貯められるでしょう。

夢の為ならバイトだって頑張れるでしょう。

 

その間に別の夢が出来ればそっちに向かってもいいんです。

 

もし、この記事を見ているあなたが、

『声優を目指す為だけに専門学校に行こうとしている』ならオススメはしません。

 

専門学校を探す時間を、上京資金を貯める為のバイトの時間に使った方がいいです。

 

しかし、別の目的もあるなら専門学校に通う意味もあります。

 

声優系専門学校に通って良かった事

 

声優系専門学校は悪い所しか無いじゃん!

って思われそうなので、フォローしていきます。

 

実は行って良かった面も沢山あるんです。

 

コミュニケーション能力が爆アゲ

 

最早、高校時代とは別物です!。

かなり世渡り上手になりましたねー。

 

人前で話せるのは当たり前。

くせ者や、強烈な個性を持った人が集まってくるので、自然とさまざまな対応が出来るようになりました。

 

期末の舞台前は特に空気がピリピリし出すので、地雷を踏まないような、空気を読む力もつきました。

 

『君子危うきに近寄らず』を体現出来るスキルを身につけたのです!!

 

人前で平然と話せるようになった

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大勢の人の前で話すのが苦手って人が多いと思います。

しかし、専門学校時代に人前で話す機会が多かったので、結構余裕になりました。

 

場慣れってめちゃくちゃ重要ですよ?

 

僕なんてむしろ話し始める前の方が緊張します。

話し始めれば緊張なんてどこかへ飛んでいきます。

 

専門学校で身につけた人前で話す時のポイント4つ

 

  1. 緊張はするものと割り切る
  2. 完璧を求めない
  3. 好意的な人に向かって話す
  4. 頭が真っ白になったらそれすらネタにする

 

① どれだけ人前で話をしてきても緊張はするものです!

緊張しても大丈夫!それが当たり前です!!

 

② 完璧を求めると余計に緊張します。

『失敗してもいいや!』位に思って臨むと案外いい結果が出ますよ!

 

 

③ 話を聞いている人の中で、頷いてくれる人やにこやかにしている人を見つけて下さい。

出来れば、右、真ん中、左の3方向。

 

見つける事が出来れば、後はその人達に向かって話すだけ。

3人に順番に話していきましょう!

 

聞いてる側には、あたかも全体に向かって話しているように見えます。

 

④ 『頭が真っ白になっちゃった!』

そんな時は、真っ白になった事を話せばいいのです!

 

1番いけないのは、無言になる事。

シーンとした後、ザワザワし出すので余計に緊張して頭が真っ白になります。

 

それはマズイので、ネタにしてしまいましょう!

空気が緩み、リカバリーし易くなります。

 

一生涯の仲間が出来た!

 

本当にいい仲間が出来ましたよ!

 

舞台とかイベントを作り上げて行く過程でぶつかり合います。

かなり激しく、、。

 

しかし、完成して発表した後には、

言葉に言い表せ無い位の感動や充実感を仲間と共有出来ます。

 

僕なんて本番が終わった後、毎回号泣してましたからねー、、。

 

そういった中で出来上がる関係って、ものすごい強固なんです!

 

卒業後して5年以上経っても、

会えば専門学校時代の距離感そのまま!

 

心から気の許せる仲間が出来たのは、

非常に大きかったです。

 

ある意味、人生の宝ですよね!

 

 

まとめ

 

声優を目指す上で、専門学校はあまり近道にはなりません。

ただ、2年間の中で技術以外の部分で得るものは大きかったです。

 

自分が何を求めているのか、はっきり見定めてから進路を選んで下さい。

 

 

技術が必要なら、自力でボイストレーニングしたり、舞台を観に行ったり。

1公演限りの舞台に参加してみたり。

 

 

YouTube等もあるので、専門学校に行かなくても技術は身につけられます。

自分で身につける技術がほとんどですから、、。

 

 

ただ、人前で話す事が苦手だったり、

対人関係のスキルが皆無で悩んでいる。

けど、声優を目指したい!

 

そんな人は専門学校に通って、

2年間みっちりメンタルを鍛えるのも

アリです!

むしろ、専門学校に通う1番のメリットです。

 

 

最後に、もし親に反対されるなら、絶対に説得してから進路を決めて下さい。

 

親の心すら動かせない人間が、声優として視聴者の心を動かせますか?

どれだけ時間をかけても説得して下さい。

 

僕の同期にも、親を説得出来ないまま専門学校に通っていた人が何人かいました。

ただその人達は、はたから見ても苦しそうでしたからね、、。

 

どうしてもメンタル面でやられちゃう人が多かったです。

なので、親を何が何でも説得して下さい。

 

それが、声優を目指す為の最初の1歩なのです。

 

 

以上、

『声優を目指している人必見!元ナレーターが教える声優系専門学校の内情』

でした!

 

 

結局僕もナレーター辞めちゃってるんで偉そうな事は言えないんですけどね!!

参考程度にはなるでしょう!きっと!

 

 

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